キャラクター紹介:主要キャラクター

ストック
本編の主人公。19歳、男性。
アリステル情報部一の腕前を誇る、密偵剣士。
その飛び抜けた才能は上司ハイスからも特に目をかけられている。
そのため、重要かつ危険な任務を与えられることが多い。

普段は無口で無愛想だが、その内には熱い思いを宿しており、
何より仲間が傷つくことを嫌っている。

ふとしたことから謎の書物「白示録」を手にし、謎の世界「ヒストリア」へ
足を踏み入れたストックは、時空移動能力を得ることになる。

レイニー
アリステル情報部の密偵。17歳、女性。
槍術を得意としており、攻撃系のスキルも使いこなす。
元は傭兵団の一員だったが、傭兵団が壊滅した際にハイスに拾われ、
アリステルの情報部に身を置くことに。ハイスに恩義を感じており、
彼の命令により、ストックの部下として任務に就く。

性格はさばさばとしており、正義感が非常に強く行動力があるが、
直情径行型で少し短絡的な一面も併せ持つ。


マルコ
アリステル情報部の密偵。17歳、男性。
剣術と回復系のスキルを得意としているほか、情報収集にも長けた面を持つ。

しっかり者で面倒見が良く、行動派のレイニーに比べ、
すべてにおいて慎重で堅実、現実的な物の見方をする。

レイニーとは傭兵団の頃からでこぼこコンビを組んでおり、よきパートナー。
傭兵団が壊滅した際にふたりでハイスに拾われ、アリステルの情報部へ。
部下として、レイニーと共にストックの力となる。

ロッシュ
アリステル軍の仕官。21歳、男性。
兵士たちの間でアリステル最強と噂されている武人で、武器を持ったこともないような
市民ばかりを集めた新兵部隊の隊長を務めている。

豪放磊落。少し頑固なところもあるが、自らの間違いは素直に認める。
根っからの軍人であり、権謀術数を巡らすようなタイプではない。

ストックが情報部に入る前、かつて軍に所属していた際に共に戦った仲間で、
お互いを認め合った無二の親友。常にストックのことを気遣い、アドバイスしてくれる。
また、アリステル軍医のソニアとは友達以上恋人未満の関係。

過去に大怪我を負ったため、左腕に「ガントレット」と呼ばれる機械の義手を付けている。
これは「魔動」仕掛けになっており、本人の思い通りに動かせる。

ティオ&リプティ
ティオとリプティは双子の姉弟。
時の狭間の世界「ヒストリア」の言わば案内人であり、
「白示録」の所有者であるストックを導いてくれる。

二人は滅亡を迎えつつある世界がストックの力を必要としていると告げ、
さまざまな助言や時には力を与えてくれるなど協力的。
しかし、思わせぶりな言動が目立ち、何かを隠しているようで
謎の多い存在でもある。

二人とも外見は子供だが、発言は大人そのもの。
弟のティオはシニカルでやや辛口だが、姉のリプティは穏やかで、
絶望的な状況に陥ったストックを勇気付けてくれることもある。

アト
サテュロス族の元気な少女。9歳。
バノッサを座長とする芸人一座の一員として各地を旅している。

性格は天真爛漫。甘えん坊で、ちょっぴりわがままと、幼い子供そのもの。
ストックのことを気に入り、すっかりなついてしまう。
会話の語尾に「〜なの」とつくのも特徴。

本人はあまり自覚していないが、アトは「シャーマン」と呼ばれる
サテュロス族の中でも中心的な存在であり、あらゆる魂を見守る神聖な巫女。
「シャーマン」は特別な力を持っており、死者を復活させることもできるようが、
それは自然な行為ではないため固く禁じられている。

エルーカ
グランオルグの王女であり、第一王位継承者。

金髪で、美しい巻き髪が特徴。王家の血を引くことを自覚しており、
常にその血筋にふさわしく振舞うように心がけている。

女王プロテアに比べ、民からの人気も非常に高く、
継母の圧政に心を痛めている。レジスタンスと関係しているという噂も?

ガフカ
ブルート族の戦士。35歳、男性。

セレスティアで用心棒のように里を守っている。
その外見とは裏腹に、温和でおおらかな性格で、武人らしい少し時代がかった
話し方をする。また、実は見た目で人間の見分けがつかない。

過去に禁じられた人間との決闘を行ったことから、故郷であるブルート族の国、
フォルガを追放され、セレスティアに身を寄せている。自分を受けて入れてくれた
サテュロス族に強い恩義を感じている。

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