キャラクター紹介:アリステル軍

ハイス
アリステルの情報部の総督。
情報部のトップだけあって、常に冷静沈着で用心深い。
己の知略によってすべてを動かせると考えており、計算高く冷酷な性格。

ストック、レイニー、マルコの上司であり、
情報部一の腕利きであるストックを信頼し、特に目をかけている。

もともとアリステルには情報部が存在せず、ハイスによって新しく立ち上げられたばかり。
そのため、情報部はまだ国に正式認可されていない、言わば私設部隊。
軍に対し有益な情報を何度ももたらしているが、軍は情報部を消したがっているようで、
事あるごとにもめている。

ソニア
アリステル軍の医師。
医療部門の中心人物であり、医術以外にも生命の源である「マナ」について研究しているほか、
「魔動」の知識も兼ね備えている。

ソニアは芯が強く優しさを持った大人の女性で、ストックとロシュの共通の友人。
彼らのように前線に出て戦うことはないが、危険な任務に赴く二人のことを
いつも気に掛けており、陰ながら見守っている。


キール
アリステル軍の下仕官。
新兵の寄せ集めであるロッシュの部隊の中で、リーダー的存在として新兵たちをまとめている。
敬愛する上司のロッシュからストックが手練れの剣士であると聞かされており、
ストックに対しても尊敬の念を抱いている。

純朴な青年で非常に前向きな性格だが、気持ちが先走りすぎてしまい、
テンパり気味になってしまうこともしばしば。

剣術を得意としているが、儀式用の剣舞のため、実戦向きではない。

ヒューゴ
アリステル軍の最高司令官。階級は大将。
救世主ノアの代弁者であり、5年ほど前から国民の前に姿を見せなくなった
ノアに代わって政治を行っている。アリステルの軍と政治、その両方を掌握しているため、
事実上国家元首と言っても過言ではない。

元々は政治家であり、ノアの言葉を伝える役目とグランオルグとの戦争が
ヒューゴを現在の立場へと押し上げた。偉大なるノアの後継者と呼ばれており
女王プロテアが支配するグランオルグを空くの巣窟と断じて、アリステルの民を
戦場へ駆り立てている。

かなりの野心家であり、ノアの意向を笠に着て、自らの支配力を日々高めている。
フェンネルに「魔動兵」を研究させるなど、アリステルの軍事国家化を着々と進めており、
その野望は留まるところを知らない。

ラウル
アリステル軍のナンバー2.階級は中将。
ロッシュの直属の上司であり、良き理解者でもある。

あまり軍人らしいところがなく、どこかのらりくらりとしているため、
捕らえどころのない性格に見えるが、彼を良く知る者は「眠れる獅子」と評している。
戦場に出て自ら剣を振るう指揮官タイプではなく、組織作りや政治といった内政面に長けている。

軍事国家化が急激に進むアリステルの行く末を案じており、ノアの言葉を借りて
力を意のままにしているヒューゴを危険視している。

ビオラ
その美しさからも「戦女神」と呼ばれる、アリステル最高の軍人。階級は准将。
アリステル最重要拠点、砂の砦の指揮官であり、勇猛果敢に指揮を執る姿は、
国民や兵士たちから絶大な支持を得ている。

アリステルの軍人として揺るぎない信念を持っており、ノアからの信頼も厚いものがある。
そのカリスマ性はヒューゴより上との呼び声も高く、多大な功績をあげているが、
その華々しい戦果にも関わらず常に最前線に配置されているため、ヒューゴとの
確執はアリステルでは公然の秘密である。

長年に渡る激務が祟ってか、最近は体調が優れないようだが……。

フェンネル
アリステルの科学技術庁長官。

ヴァンクール大陸にその人ありと讃えられるほど高名な魔動学者で、
ヒューゴの意向で強大な力を持つ「魔動兵」を量産するため、
日夜研究している。また、ソニアの上司でもある。

アリステル最高の頭脳の持ち主だが、極端な人間嫌い。
実戦でのデータをこよなく愛し、自らの研究さえ行えればほかのことはどうでもよいという
典型的なマッドサイエンティスト。

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