いけにえと雪のセツナ ゲームの評価・ボリューム

いけにえと雪のセツナ
【攻略の詰】

ゲームの評価・ボリューム

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ネタバレなし。個人的な感想・評価になるため参考程度にどうぞ。


戦闘関連

シンボルエンカウント・コマンド選択形式で、戦闘には3人のキャラクターが参加する。
スクウェアのRPGでおなじみのATBゲージを使ったシンプルなアクティブタイムバトル。
クロノ・トリガーのATB2.0をベースにバトルシステムが設計されている。

このゲームのほぼ全ての攻撃・魔法に「効果範囲」が設定されており、
複数の敵にまとめて攻撃を当てる、複数の味方に支援魔法を当てるといったことがこのゲームで最も重要な要素になっている。

既存のコマンド選択肢のRPGでは「静的」な要素が強いが、
これらの範囲攻撃要素と刹那システムも含めて動きのある戦闘も楽しめるのが特徴。

ロード時間・ゲームのテンポ

ロード時間に関しては少なくともPS4版でプレイしている分にはほぼ気にならないレベル。
ただしPSVita版は若干ロード時間が長く、読み込み回数も多いようなので注意。


戦闘がシンボルエンカウント形式でシームレスに開始され、
バトル自体の展開・戦闘終了時のリザルト表示も速く、全体的にテンポ良くさくさくとプレイできている印象。

メニュー画面の開閉や装備設定などもかなりスムーズに行うことができるため、
これらのことに関しては現状不満は無い。

一つ一つのイベントもだらだらと続けるわけではなく、
短い間隔で区切られているためシナリオ進行のテンポも良い。
面倒なおつかい系のイベントもほとんど無い。

とにかくゲームの進むスピードが速く、
じっくり進めたい人はレベル上げや素材集めも楽しめる。

プレイ時間・ボリューム

ゲームコンセプトの一つとして、意図的に本編が短めに作られており、
個人差もあるがおそらく15時間もあればクリアできる。
メインシナリオだけをひたすら追いかけていくのであればもっと早くクリア可能。

昨今のRPGのボリュームの多さに疲れてしまっている人はプレイしやすいボリューム。

やりこみ要素

周回プレイの要素は無し。

法石の「昇華」システムがあることで、
自分専用の補助効果を持つ技を作ることができ、この部分のやりこみ要素に伸びしろがある。

メインシナリオ以外のサブイベントがかなり充実しており、
クリアにはそれなりの育成・やりこみが必要に。

難易度・ゲームバランス

昨今のゲームとしては珍しく「難易度設定」が存在しないため、
どのプレイヤーも同じ環境で遊ぶことになる。

最近よくある難易度をいつでも変えれてしまうゲームでは、
レベル上げや装備集めよりも「難易度を下げる」ことで解決できてしまうことが多かったため、
難易度設定そのものが存在しないことは個人的に高評価。

メインシナリオを進めるだけであればゲームの難易度そのものに関しては低め。
ゲームの進行テンポを早める意味でも、意図的に難しくしていないような印象を受ける。

終盤にメインシナリオから外れて寄り道をすると強敵と戦えるような感じになっている。

低価格の理由

雪の大地を舞台とした物語となっているため、
ゲーム通して雪原・雪山・氷の洞窟といったマップが続くことになる。

ダンジョンのマップ一つ一つもそれほど広くなく、
敵の種類もコンパチ系のものが多い。

こういったグラフィック面などで特にコストを抑えているような印象で、
これらの要素が低価格の理由の一つとなっていると思われる。

総評

ゲームの進行するテンポが全般的に良く、
インターフェース等も含めてかなりプレイしやすい内容になっている。

特別なにかに突出している感じはないが、
良い意味でシンプルで、戦闘や育成面もしっかり楽しめる内容。
コマンド選択制のRPGが好きな人には十分にオススメできる。

また、スクウェアの歴代RPG作品(FF・サガ・クロノトリガー等)の
ゲーム性や技名などオマージュした内容も随所に見られるため、
それらを知っていると楽しめる要素も多い。

本編以外の部分でやりこみ要素が充実しているが、
意図的に本編のボリュームを少なめにしてるのをどう捉えるかどうかはプレイヤー次第といったところ。

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◆ゲームの評価・ボリューム◆

PS4とVitaの違い

製品情報

いけにえと雪のセツナ

発売日

2016年
2月18日(木)

販売機種

PS4

PSVita
VitaTV対応

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