調合 基礎
まず始めに
より強い装備・アイテムを作ることがこのゲームの本質的な部分となっているので、 調合の仕組みをイマイチ理解できてなくても、色々試行錯誤して研究していくことが重要。
最初の内は
なるべく同じ属性(素材絵の右上にある赤/青/緑/黄)の素材を選ぶ
基礎の数値の高い素材を選ぶ
錬金釜にそれぞれの素材がかぶらないように配置
釜が大きくなってきたらなるべく大きな素材を使って倍率ボーナスを増やす
くらいの知識でもなんとかなるが、面倒でも調合の仕組みを少しずつでいいので理解していくとこのゲームを楽しめるようになる。
アイテムの性能
アイテムは「品質」「効果(効果値)」「特性」の主に3つの要素で構成されている。
「品質」は高ければ高いほどそのアイテムを使用した時の性能全てに影響を及ぼす、キャラでいうところのレベルのようなもの。
「効果」はそのアイテムを使った時に発動するスキルのようなもの。
「特性」はそのアイテムの付加効果、パッシブスキル(受動スキル)のようなもの。
アイテムの調合では、最終的にこれら全てを自分の思い通りにできるようにするのが最終目標。
一番最初に重要になってくるのは「効果」なので、以下はまずその「効果」がどのように決定されるかの解説。
フラムを使った例・効果値の解説
素材を選ぶ・必要素材
「フラム」を例に挙げた場合必要な素材は以下の様になる。
カーエン石 2個
(火薬) 1個
(紙) 1個
(中和剤) 1個
カーエン石は2個必ず必要で、残りのカッコ付きのものはそのカテゴリのアイテムであればなんでも良いことになる。
火薬カテゴリの素材1個、紙カテゴリの素材1個、中和剤カテゴリの素材1個。
カテゴリは素材を選ぶ欄で□ボタンでページ切り替えすると確認できる。
例えば「赤うに」のカテゴリを確認してみると(食材)(植物類)(火薬)となっているのがわかるので、2つ目の素材の(火薬)に該当する。
基礎の効果値計算
[効果値 = ゲージ]
効果値とは、調合画面で右側の完成品の性能が表記されている枠内の、各ゲージのこと。
フラムであれば一番上が「炎ダメージ・弱」など表記されている部分。
このゲージ(数値)が伸びれば伸びるほど、良い性能のものが作れるとまずは考えてよい。
白い縦線を越えた時と満タンになった時に"段階的"に効果の強さが上がる。
一番上のゲージであれば、数値が白い縦線(40)を超えた時に「炎ダメージ・中」に、さらに90(満タン)になった時に「炎ダメージ・強」となる。
では、この数値はどのように計算されるのか。
今回は以下の素材でフラムを作るとする
素材A:カーエン石(鉱石値"10"・赤色) 2個
素材B:赤うに(火薬値"15"・赤色) 1個
素材C:破れた紙片(紙値"10"・緑色) 1個
素材D:中和剤・赤(中和剤値"30"・赤色) 1個
まずはこの素材そのものの数値が、それぞれのゲージに反映される。
素材Aは1段目のゲージ、素材Bは2段目のゲージ、素材Cは3段目のゲージといった感じになる。
今回の素材の場合、
カーエン石の値10*2が = 1段目のゲージ数値が20
赤うにの値15 = 2段目のゲージ数値15
破れた紙片の値10 = 3段目のゲージ数値10
4段目は効果ゲージが存在しないため反映無し
というのが、まずは基礎の効果ゲージ数値になる。
錬金釜に素材を配置
配置時の基礎
次の錬金釜のマス目に素材を配置していく。
カーエン石の形は縦に3マスの物を使用。
例えばこれを何もない縦枠3つの場所に配置しても、効果値のゲージには一切なにもプラスされない。
次に小さな光の上に乗せるように配置すると、一段目のゲージ数値に+2される。
このようにして、錬金釜のマス目に表示されている光の上に乗せるように素材を配置することで、該当するゲージの数値が増えていくことがわかる。
光の大きさは小・中・大と3種類あり、それぞれプラスされる数値が違う。
また、同色の光であればプラス値が通常の1.5倍に。(炎属性のカーエン石は、赤い光の上に乗せるとプラス値が通常の1.5倍)
素材をなるべく多くの光の上・同じ色の光の上に乗せて配置することでゲージを伸ばすことが可能になる。
この光によるプラスの数値は錬金釜の種類(品質)によって変化する。
上記の数値は初期の錬金釜を使った場合。
光を大きくする
一つでも素材を配置してみるとわかるが、配置した素材の周囲1マス(斜め含む)の光が1段階大きくなる。
何もないマスなら小、小があったマスなら中にといったように大きくなる。
これを利用して、ゲージを伸ばさなくても良い素材、例えば今回なら中和剤・赤を一番最初に配置して、 光を大きくした状態でカーエン石などを配置すればより多くの光を巻き込んで配置できるようになる。
配置しきれない素材
マス目の関係から、ピッタリ錬金釜の中に素材を収めきれない場合がある。
この場合は、先に置いた素材に一部分が重なるように別の素材を配置する必要がある。
重ねて配置した場合、先に置いてあった素材が消えてしまうが、プラスされた数値は元には戻らない。
ただし、以下の説明に登場する「倍率」部分が消えてしまう。
最後の仕上げ
ここまでの素材の配置は全て加算(足し算)によるゲージ数値の計算だったが、 最後にこれまでの配置に応じて乗算(掛け算)が発生する。
ここで使用した素材をおさらい
素材A:カーエン石(赤色3マス) 2個
素材B:赤うに(赤色3マス) 1個
素材C:破れた紙片(緑色3マス) 1個
素材D:中和剤・赤(赤色3マス) 1個
乗算に影響してくるのは各素材の色。
これら4つの素材を重ねないように全て配置した場合、錬金釜の上にある数値が
75% / 0% / 18% / 0% / 0%
となる。赤色3マスの素材を配置した場合は赤の数値が18%増加。
同色隣接ボーナスなども含めて赤色が75%、緑色が18%となっている。
全ての素材を配置したあとに、これまでの足し算してきたゲージに最も%の高い属性の倍率が反映される。
今回は赤色75%が一番高いので、赤色のゲージ(1段目と2段目)の数値がそれぞれ1.75倍される。
そのため、素材Cを赤色の素材にしておけば、
そのゲージも1.75倍されていたことになり、なるべく素材は同じ色を選んだ方が得なことがわかる
こうして計算された数値が最終的なものとなり、完成品の効果ゲージの数値が決定される。
基本知識まとめ
文章のみの解説なのでややわかりにくいかと思うが、細かい数値の計算はさておき、 どの数値がどれくらい増えるかというのは意外と簡単なことなので、理解できるまで自分で素材を変えながら仕組みを理解すると良い。
この効果値のゲージ(数値)を伸ばすことでそのアイテムの根本的な性能が決まるので、まずはこの部分だけに集中して調合を行うように。
応用編では「品質」の上げ方や、「特性」の引き継ぎを利用した強力なアイテムの作り方について解説予定。