本作について・FE外伝のリメイク
本作について
本作は、1992年にファミリーコンピュータで発売したシリーズ2作目『ファイアーエムブレム外伝』のリメイク作品。
独自のゲームシステムを踏襲しつつ、グラフィックを一新。
当時多く語られなかったストーリーを大幅強化。ムービーとフルボイスで物語を彩る。
また、3DS版で新しくシステムや遊び要素も追加されている。
ふたりの主人公
本作には「アルム」と「セリカ」のふたりの主人公がおり、主人公は選択制ではなく、ふたりの主人公両面からストーリーを進めていくシステムとなっている。
前作からどれくらい変わった?
実際にプレイしてみたところ、リメイク前の『ファイアーエムブレム外伝』と比較すると、根幹となる仕様・システム面だけ見れば大きく変わってはいない印象(追加要素などもちろんあるが)。
最近のFEシリーズにシステムを寄せてくることが予想されていたが、それよりの特徴的な部分はなるべく残して綺麗なグラフィック+追加要素の完全版という感じ。
ただ、その影響もあってか、最近のFEシリーズと比べるとどうしても大味な部分が目立つので、最初は違和感を感じる部分もあるかもしれない。
終盤以降にとある工夫が施されており、前作よりもゲーム的にかなり遊べるしっかりしたものになっている。
ストーリー・あらすじ
バレンシア大陸を二分する、北のリゲル帝国と南のソフィア王国。
異なる神を崇める両国の、長きにわたる均衡がついに、崩れ始める。
アルムとセリカ。幼少を共に過ごし、
今では遠く離れたふたりだったが、不思議なことに、その手には同じ痣が刻まれていた。
にわかに大陸を覆う戦乱の波。
それぞれの思いを胸に、ふたりは平和を求めて立ち上がる―――。