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調合解説 基礎編
[2017/12/18 重なり合ったマスの仕様修正]
調合に関する基礎的な解説ページ。
見習い錬金術士向けの内容ではありますが、調合の性質上やむを得ず長めの内容になっています。ご自身で必要だと思う部分をかいつまんで見ていただけたらと思います。
検証中の内容も多く含むため、間違いがあったらごめんなさい。気付き次第修正していきます。
まず始めに
調合の知識を深め、より良いアイテム・装備を作るテクニックはこのゲームを遊ぶ上で最も重要と言えるので、面倒くさがらずに試行錯誤してみましょう。
調合のシステムは最初こそわかりにくい内容になっていますが、複雑で多くの要素があるからこそ、調合の知識をつければつけるほどにより良い調合を自由に行えるようになっています。
ネット上で調合のテンプレレシピを探すことは簡単かもしれませんが、限られた一部分にしか使えない情報であるため、多くのアイテム・状況に対応するために是非理解を深めていってください。
基礎知識・要点まとめ
調合に関する基礎知識や要点のまとめを記載しています。
詳しい解説は別項目にあるので、まずはこの要点まとめに軽く目を通してみてください。
▼レシピ発想と素材
アイテムを作るにはその「レシピ」を発想(レシピの入手)していることが最低条件
自身の錬金Lvが、作りたいアイテムのLv以上になっていなければ作ることができない
レシピに必要な素材を事前に集める必要がある
素材アイテムにはそれぞれ「カテゴリ」が設定されている。レシピの素材としてカテゴリが指定されているのであれば、該当する素材ならなんでもOK
▼その他
錬金Lvの上昇や、シナリオの進行状況に応じて調合でできることが少しずつ増えていく(触媒の選択・特性引継ぎ数など)。
今作も「触媒」としてアイテムを選択する形式。選んだ触媒で調合時のパネルの広さなどが変わる
前作と効果レベル・パネル配置の仕様が大きく変更されている。経験者も要チェック!
中和剤などの調合素材を作る際、効果レベルを上げて錬金成分を増やすのがめっちゃ大事
▼アイテム完成までの順番
[1].レシピを選択
[2].触媒選択(パネルの大きさなど)
[3].素材選択
[4].実際にパネルに配置(活性化アイテムの使用も)
[5].調合(この時点で引き返し不可)
[6].特性の引き継ぎ選択
[7].完成!
触媒の選択
調合を行う際、レシピ選択の次に「触媒」を選択することになります。
触媒によって、素材を配置するパネル全体の大きさが変わったり、パネルの特殊効果に違いがありますが、パネルの仕組みを理解するまではとりあえず数の余っているものを選択しておいてください。
パネルや触媒に関する解説はこのページの下の方と、より詳細な解説は別ページに設けています。
アイテムを構成する"3つ"の要素
アイテムを構成する要素は3つあり、まずはそれぞれ何に影響があるのか知っておきましょう。
▼効果
調合の際に画面右下に表示される色のついたレベル部分。
そのアイテムを使った時の「効果」そのものを表しており、調合においてまず一番最初に優先すべき要素になります。
素材にはそれぞれ色成分があり、青色の成分を含むものを素材として使えば青色の効果レベルが、赤色の成分であれば赤色の効果レベルが伸びていく仕組みです。
一番上の欄にある「効果」がアイテム使用時のメイン効果になるので、まずはこれを伸ばすことを意識してみましょう(一部例外有り)。
レベルゲージの少し長くなっている部分まで到達すると、段階的に効果量が増えていくようになっています。例えば上記の画像で言えば、青の効果レベルが6になれば「HPMP回復」の効果が1段階上昇します。長くなっている部分を越えない限りは効果量に特に変化はありません。そのため、伸ばしたい色成分の多い素材をたくさん入れることが重要になってきます。
▼特性
アイテムの特殊効果・追加効果・スキルのようなもの。素材アイテムそれぞれにこの「特性」がついており、選択した素材についていた特性を、完成品のアイテムに引き継ぐことができます。
「効果」の次に優先すべき要素ですが、最初はそもそも特性を引き継げなかったり、引き継げても1つとかになるので、まずは効果レベルを優先してみましょう。
▼品質
数値が高いほどそのアイテムの全般の性能が良くなります。
キャラで言うところの「レベル」のようなものですが、この品質の数値は最初は気にしなくて良いです。他の2つの要素をなるべく優先し、品質を上げていくのは最終的な目標くらいに考えておいてください。
素材として選択したアイテムの品質の平均値のような感じで数値が決定されるので、品質の高い素材を選んでいけば完成品の品質も自然と高くなります。
実際にパネルに配置・効果レベルの基礎
▼実際に配置すると性能は変わる
パネル配置をする前の素材を選択しただけの段階で「完成品の性能」が画面右側に表示されていますが、これはパネルの要素を一切加味していない「完成品の性能予測」であり、パネルへの配置次第では大きく性能が変わります。
▼効果レベルと素材の成分
上記の画像・フラム作成を元に解説を進めていきます。
素材として選んだのは以下の様になっています。
カーエン石(赤3マス1ピース)
カーエン石(赤3マス1ピース)
アブラ木の実(赤2マス1ピース)
1マスにつき効果レベルが1上がるようになっているため、今回の場合はカーエン石が赤3マスなので、赤色効果レベル3つ分。
これを何もないパネルにそれぞれ配置したとすると、3+3+2で赤色の効果レベルが8まで(8メモリ分)増加することになります。
上記の画像の場合、1段目・2段目・4段目の効果レベルがそれぞれ8ずつ増加します。
メインである1段目は効果レベルが11に到達しないと効果が強化されないため、この場合はレベル8になるので炎ダメージ・弱となります。
ちなみにこの素材に着いている「色マス・ピース」の要素を総称して「錬金成分」と呼ばれ、物によっては複数個のピースで錬金成分が構成されていることがあり、それぞれ別の場所に配置することができます。
▼パネル配置の際に知っておくべきこと
素材と同じ色のパネル枠に配置すると、該当する色の効果ゲージが効率良く増える。(赤色枠に赤成分素材を置くと赤の効果レベル+1)
パネル上にあるマーク(月や太陽のマーク)のある部分に素材を配置すると、そのマークのプラス・マイナス数値が効果ゲージに反映される
既に素材が配置されているパネルの上に別の素材を重ねて配置してしまうと、後から配置したものに上書きされてしまうので注意。前作と仕様が違っており、素材1個分丸々の影響が消えるわけではなく重なってしまったマスのみ。
L/Rで素材の回転が可能
▼素材のマスが重なってしまった場合
既に素材が配置されているパネルの上に別の素材を重ねて配置してしまうと、後から配置したものに上書きされてしまうので注意。
前作と仕様が違っており、素材1個分丸々の影響が消えるわけではなく、重なってしまったマスのみ効果影響が消える。
特性を完成品に引き継ぐ・引継ぎ数の増加
素材についている特性を完成品に引き継ぐことが可能となっています。
引き継げる数は最初は0ですが、錬金レベルが一定以上になると引継ぎ基本数が増えていき、触媒のボーナスパネルでも引継ぎ数をプラスαすることができます。
(前作ではレシピ毎に熟練度がありそれを上げることで引継ぎ数を増やすことができましたが、今作ではそのシステムは撤廃されています。)
いずれはこの特性の引継ぎを駆使して、目的の完成品に自由に特性を付けられるようになります。
続きは応用編で
とりあえずここまでの基本情報をおさえておけば、基礎的な調合に関しては問題なく行えるはずです。
まずは効果レベルを上げてアイテムの効果そのものを強くするようにしてみてください。
さらに詳しい解説は"調合解説 応用編"を参照。
応用編では触媒・パネルの詳細、特性の引継ぎ、活性化アイテムなどについて解説しています。
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