今作の特徴と難易度・やりこみ度,機種別のロード時間|メタルマックスゼノ 攻略の缶詰


今作の特徴と難易度・やりこみ度,機種別のロード時間

今作の特徴やネタバレを含まない超簡易レビューなど。


シリーズの特徴

メタルマックスシリーズと言えばコレというような独特な要素で構成されており、いくつかの共通要素が挙げられる。

「荒廃した世界・ハンター・賞金首・戦車・自由度の高さ」等々。

メインシナリオの大筋はあるものの、サブイベントや寄り道要素が多数存在し、その自由度の高さが特に印象的なシリーズとなっている。今作はキャラクターの育成や戦車のカスタマイズなど、自由度がより一層高まっていることが事前情報からも確認できる。

今作のゲーム性は…

▼シナリオ・ゲームの進行に関して

今作はいくつもの街を転々としながら進めて行く形式ではなく、アイアンベースという一つの拠点を利用しながら、世界中を冒険するような形式となっている。

一般のRPGの様な長々としたストーリーを見させられるような部分がかなり少なく、とにかく探索・戦闘・育成に特化している印象。

▼状況に合わせた編成が重要に?

今作では外界での戦車を使った超危険な相手との戦闘と、リメインズ(ダンジョン)探索時の徒歩での戦闘の2種をこれまで以上にうまく使い分けていく必要がありそう。

主人公を含めて7人のキャラクターそれぞれの個性を活かしたり、戦車での戦闘・生身での戦闘どちらに特化して育成していくかなど意識していかなければならない?

やりこみ度がとにかくやばい?

今作はクルマのカスタマイズやキャラの育成の自由度の高さがこれまでのシリーズに無いレベルで充実しているようで、事前情報の段階で既に「引継ぎプレイ・追加要素のある2周目から本番」という情報が出ているあたり、そのやりこみ度の高さが伺えるようになっている。

2周目から遊べるハンターモードはストーリー部分がカットされ冒険や育成に専念できるようになっていたり、ハンターモード限定の強敵が追加されるだけでなく、既存の敵からのより強力なアイテムを入手できるようになるとのこと。

キャラの育成においては「転職」だったり、「レベル上限の解放」(最大で999)だったりと、やりこみ好きのゲーマーなら気になるワードがとにかくたくさん。また、キャラのレベルと職業の熟練度とは別に、チャレンジ項目で貯められるポイントでキャラを育成する要素も。

そのやりこみ度に対応したボス、挑む相手が用意されているようなのでそこも安心できそう。

本編の進行には必要の無さそうなリメインズ(ダンジョン)探索をこなすことでレアなアイテムを入手できたり、書物を発見して「テクノロジー・レベル」を上げることでアイテムショップに商品が追加されるなど、気になる要素は他にもたくさんある。

難易度は高めに・システムはプレイヤーに優しく

ボス攻略そのものの難易度は総じて高めに設定されているため、攻略するにあたってカスタマイズや育成を真面目にこなす必要はあるが、システム的な部分ではプレイヤーに優しい仕様となっている

育成・探索・戦闘のテンポ感を重視しており、これまでのシリーズでストレスになっていた要素をなるべく排除する方向で調整されている。

全滅時はゲームオーバーではなく"拠点に強制帰還+戦った相手の「撃破指数」が表示される"。
与えたダメージの割合に応じて数値が表示されるようなので、どれだけHPを削れたか、カスタマイズを工夫すれば今でも勝てるのかどうかなど、トライ&エラーの目安に。

また、その様なシステムがある=それだけ強い敵がそこら中に存在しそれに簡単に挑めてしまうということ。いかにもメタルマックスシリーズらしい。

ゲームのテンポの良さは必見

昨今プレイしたゲームの中でもトップクラスのテンポの良さ。エンカウント前に敵に攻撃を仕掛ける「射撃モード」も込みで戦闘のテンポも凄まじい。メニュー画面などのインターフェース面のレスポンスも良く、全体的にテンポ感を重視した作りとなっている。

各所に配置されているワープポイントと拠点をひたすら往復しながら、じわじわと未開の地を切り開いていくような形式で、拠点での回復と探索をストレスなくスピーディーにこなしていけるのが特に印象的。

自分好みにメニュー画面をカスタマイズできたり、一度戦闘をこなすだけで項目が全て埋まるモンスターリストだったりと、そういった部分でもゲームのテンポが損なわれないように工夫がされている。

機種別の違い・ロード時間

"公式Twitter"にて以下のような投稿を確認。

隅田川ドライアウト/PSVita版プレイレポート 予告③

続きは明日以降で・・・。あぁ!そうだ!!PSVita版のロードですが心配はご無用。ゾーンの読み込みこそ数秒かかりますが、戦闘前後のサクサク感はPSvita版でも損なわれていませんよ。

文章を見る限りの憶測にはなるが「PSVita版は大きな場面転換ではPS4版よりわずかにロードはかかるが、戦闘など細かい部分のロードはほとんど変わらない」というような雰囲気。

全般的に見るとやはりPS4版の方が優秀な点は多いのかもしれないが、PSVita版でもプレイ感が特別損なわれているということはなさそう。PS4版の方が基本優れているというのはこのゲームに限ったことではないが。

現状プレイしている限りPS4版はロードがほぼ無いようなレベルでサクサクと進む。これを考えると、PS4版のロードが短すぎるだけであって、PSVita版もかなりテンポ良く遊べるものと思われる。

現段階での総評

凝ったストーリー展開よりもとにかく探索・戦闘・育成を楽しみたい!という人にかなりオススメできる。
メタルマックスシリーズ特有の世界観やゲームの良さは残しつつ、ひたすらにテンポ重視となったゲーム設計はかなりのもの。

シンプルながらやりこみにトレハンにと遊べる要素も多め。

RPGでありながらプレイに爽快感のある内容となっているので、あとはやりこみ度次第でどこまで伸びるかといったところ。この期待感を最後まで裏切ることなく行くことができるのであれば大アタリのタイトルになりそう


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