●技と術の閃き・ランクアップ・スキルレベル |
技と術の閃き・ランクアップ・スキルレベル
スキルレベル・ランクアップ・閃きに関する解説ページ。
一部のシステムが少し複雑であるため、説明に間違いがあったらごめんなさい。
スキルレベルについて
▼概要
同じ武器種や同じ五行の術を使い込んでいると、そのスキルレベルが上昇する。
術は五行(木行術・火行術・土行術・金行術・水行術)ごとにスキルレベルが存在する。
スキルレベルが高いほど、その武器種を装備している際の攻撃力と防御力がアップ、さらに一定レベルおきにロール枠の増加と連撃時のボーナス効果がアップする。
スキルレベルボーナスはその武器種を持っている時・使用した時のみ適用される。複数の武器種のスキルレベルを上げたからと言って攻撃力・防御力がどんどん上がったり、ロール枠が増えていくといったことは無い。
▼ロール枠の増加・連撃時のボーナス
レベル | ボーナス |
Lv5 | ロール枠が2枠に増加 |
Lv10 | 連撃時の消費BP軽減ボーナスが2に増加 |
Lv15 | ロール枠が3枠に増加 |
Lv20 | 連撃時の消費BP軽減ボーナスが3に増加 |
Lv25 | ロール枠が4枠に増加 |
Lv30 | 連撃時の消費BP軽減ボーナスが4に増加 |
Lv35 | ロール枠が5枠に増加 |
Lv40 | 連撃時の消費BP軽減ボーナスが5に増加 |
▼スキルレベルの上昇確率
まず大前提として、その戦闘中に何かしら行動を起こしていないとスキルレベル上昇確率の判定が行われない。
術は詠唱が開始していれば発動していなくてもOK。
それ以外にスキルレベルの上昇確率に関係のある要素は以下の通り。
戦闘の回数をこなす。スキルレベルが上昇しなかった戦闘が続くほど少しずつ確率はアップしていく。 "不得意武器"を装備している場合は確率が下がる 強い敵との戦闘ほど上がりやすい(戦闘を繰り返す・より多くの場所で戦闘をこなすことで敵の強さレベルが少しずつ上がっていくが、この敵の強さレベルが高い戦闘ほどスキルレベルが上がりやすい) |
技の閃き
技の閃き
戦闘中に技を使用した際、キャラクターの頭上に電球が光る演出が入り新しい技を修得することがある。
技を閃くには「特定の技派生系統の武器を装備」「派生元となる技を使用」の2点が重要となっている。
同じ武器種でも技派生系統が違う
サガスカでは同じ武器種でも武器それぞれに「技派生:〇〇系」というものが設定されており、装備している武器によってどの技を閃くか固定で決定されている。その武器で閃いた技やあといくつ閃ける技が残っているかを確認したい場合は、武器選択画面などで△ボタンで表示切替をすること。
また、同じ「技派生:標準系」だとしても武器ランク(鍛冶ランク)が高い武器ほど優秀な技を修得できるようになっていく。
例えば、標準系の斧は鍛冶屋ランク8の武器から"高速ナブラ"を修得可能。標準系ランク7までの武器だと高速ナブラは修得できない。 |
対応した特定の技からしか閃かない技も一部存在する。
もちろん違う技系統の武器に切り替えても、同じ武器種であれば技はそのまま使用可能。
リザーブ技の閃き
リザーブ技の閃きは「前提となる技を習得している状態で、対応した攻撃を受ける」ことが閃き条件。
例えば打インタラプトの斧技「地獄断面」を閃きたい場合は、前提となる「かぶと割り」を習得した状態で敵が打撃攻撃を使用した際に閃くことがある。
技を閃く確率について
かなり細かい計算式となっているようだが、以下のことを気にしておけばとりあえずOK
派生元となる技を何度も使う
BPコストの高い技を使った時の方が、技を閃きやすい。派生元となる技が複数存在する場合はBPコストが多い技の方が閃きやすい。
強い敵との戦闘ほど閃きやすい(戦闘を繰り返す・より多くの場所で戦闘をこなすことで敵の強さレベルが少しずつ上がっていくが、この敵の強さレベルが高い戦闘ほど閃きやすい)
ちょっとしたルール
その武器種の技を修得している数が多いほど、次の技を閃く確率が少しずつ下がっていくっぽい。例えば長剣の技をたくさん覚えている場合、新たな長剣技を閃くのは難しくなる。一つの技系統にしぼっていった方が技は覚えやすいということになる。
同じ技を起点として閃く技が複数存在する場合、既に1つ修得していると、同じ技から別の技を閃く確率が下がる(下記の体術技修得に大きく影響)
上2つのルールは今作ではある程度緩和された模様
"不得意武器"の場合閃く確率が下がる
体術技の閃きは少し特殊
発売直前公式生放送の中で、「体術の閃きに関して調整を入れた」という内容の発言を確認。
実際にプレイしてみたところパンチからそこまで苦労せずに3系統の閃きを確認できたので、下記の説明はある程度緩和されているはず。
とは言えしばらく閃かない場合もあるので、その場合は下記の説明にもある通り各系統の上位技から閃くのもアリ。
3つの系統
体術には武器が存在しないので、パンチを起点として最初から全ての技を閃く可能性がある。
腕技系・脚技系・投げ技系(仮称)と3種の系統があり、[パンチ]を起点としてサミング(腕技系)、スライディング(脚技系)、空気投げ(投げ技系)と派生してから、そこから同じ系統の技を閃いていくような感じ。
パンチから3系統修得は難しい
ここで一つ注意点があり、既に2種の系統の技を修得している場合、残り1つの系統の技をパンチから閃くことはほぼ無い。
例えばサミングとスライディングを修得している場合、空気投げをパンチから閃くことはほぼ無いということになる。
これは以下の閃きルールが影響していることが予想され、もし体術の全ての技を習得したいのであればちょっとした工夫が必要。
[同じ技を起点として閃く技が複数存在する場合、既に1つ修得していると、同じ技から別の技を閃く確率が下がる] 体術のパンチから派生する技がサミング・スライディング・空気投げの3つとなっており、上記のルールに則ってパンチを起点として1つ閃くと残りの2つを閃く確率が下がり、パンチからさらにもう1つ閃くと残りの1つを閃く確率が極端に下がるのが理由っぽい。 これは自力で修得したもの、元から修得したもの関わらずルールが適用されている模様。 |
全系統を習得するために
各系統の起点となる技はパンチ以外だと以下の技から閃くことがあるので、2系統習得済みの場合は、パンチ以外の別の技から閃きを狙うと良い。ただしいずれも確率はそこまで高くないので注意。
サミング:パンチ、ナイアガラバスター(投げ技系統)、三龍旋(脚技系統) スライディング:パンチ、羅刹掌(腕技系統)、ナイアガラバスター(投げ技系統) 空気投げ:パンチ、羅刹掌(腕技系統)、三龍旋(脚技系統) |
例えばサミング(腕系)とスライディング(脚系)を修得済みの場合、空気投げをパンチから閃く確率は極端に下がってしまうので、空気投げは羅刹掌か三龍旋から閃くのがセオリー。
体術を使えるキャラはいずれか1系統を最初から修得済みなので、もう1系統何か修得した場合、残りの1系統はしばらくの間修得できないものと考えること。
術の閃き
術の閃き
術を使うキャラが戦闘メンバーにいる場合に戦闘後に発生する「フラックス吸収」が閃きに影響する。
「どの術にフラックスを吸収させたか」と「現在装備している杖は何か」の2点が重要となっている。
フラックスそのものにも属性があるが、吸収させるフラックス属性は何でもOK。後述している通りこれは効率的な部分に関わるもので、「何を閃くか」には直接的な影響はない。
今作の仕様メモ
今作では戦闘終了後のフラックス吸収画面で、ランクアップに必要な残りフラックス量や、術を閃くにあたってスキルレベルが足りないのか・どれくらいの確率で閃くのかが全て記載されるように。
今作では各属性1種類ずつ術が追加されている
次の階級の術を閃くための最低条件が厳しくなり、必要なスキルレベル・術ランクが以前より高くなっている
術一覧とその階級
木 |
◆【階級1】茨の呪縛 ⇒【階級2】レストレーション(全体状態回復) ⇒【階級3】召雷 ⇒【階級4】テイルウインド |
火 |
◆【階級1】ハードファイア ⇒【階級2】ヒロイズム(単体攻撃力アップ) ⇒【階級3】フラッシュファイア ⇒【階級4】クリムゾンフレア(単体超火力) |
土 |
◆【階級1】超重力 ⇒【階級2】スリープ(全体眠り) ⇒【階級3】アースヒール ⇒【階級4】デブリスフロー |
金 |
◆【階級1】ホーリーグレイル ⇒【階級2】アーマーブレス(単体防御力アップ) ⇒【階級3】サイレン ⇒【階級4】塔 |
水 |
◆【階級1】毒霧 ⇒【階級2】ウォーターガン(単体攻撃) ⇒【階級3】生命の雨(全体回復) ⇒【階級4】吹雪(全体攻撃) |
閃くために必要な最低条件
階級1:下位術 |
該当する属性術のスキルレベルが1以上 |
階級2:中位術 (今作から追加) |
ほぼ初期段階から可能。該当する属性術のスキルレベルが3以上くらい? |
階級3:上位術 |
該当する属性術のスキルレベルが9以上 フラックスを吸収させる術のランクが1以上 |
階級4:最上位術 |
該当する属性術のスキルレベルが19以上 フラックスを吸収させる術のランクが2以上 吹雪の次の術が無かったので階級4がおそらく最上位術 |
装備している杖の術修得タイプによる違い
▼--- 標準系の杖 ---▼
術修得タイプが「標準系」の杖を装備している場合、
「フラックス吸収させた術」と同じ属性・次の階級の術を閃く可能性がある
元々覚えている術の属性をそのまま伸ばしていきたいのであれば、標準系の杖をとりあえず持たせておけば間違いなし。
例えば標準系の杖を装備時に、 水属性階級2「ウォーターガン」にフラックスを吸収させると、水属性階級3「生命の雨」を閃く可能性がある。 水属性階級3「生命の雨」にフラックスを吸収させると、水属性階級4「吹雪」を閃く可能性がある。 |
▼--- ○○術修得系の杖 ---▼
術修得タイプが「○○術修得系」の杖を装備している場合、
「フラックス吸収させた術」と同じ階級の、「杖に対応した属性の術」を習得することができる。
また、「杖の属性」と「フラックス吸収させた術の属性」が一致している場合は、標準系の杖と同じルールが適用される。
例えば木術修得の杖である「ジャウスト」を装備している場合、水属性階級1「毒霧」にフラックスを吸収させていくと、木属性階級1「茨の呪縛」を閃く可能性がある。 杖の属性と吸収させた術の属性が一致していれば標準系と同じルールも適用されるため、ジャウスト装備時に木属性階級1「茨の呪縛」にフラックスを吸収させていくと、木属性階級2「レストレーション」を修得することもできる。 |
▼--- 基礎系の杖 ---▼
今作の新しい系統その1。初期メンバーのグゥイネヴィアの持ってる杖「無常の杖」の術修得タイプが「基礎系」となっており、今作初登場のタイプとなっている。全属性の術の下位術を順に覚えていくというもので、とりあえずテキトーにフラックスを吸収していけば次々に術を覚えられるが、次の階級の術を覚える際は別の杖を。
▼--- 逆順系 ---▼
今作の新しい系統その2。モールドブレイカーが該当。フラックスを吸収させた術の一つ下の階級の同じ属性術を閃くことができる。上の階級から下の階級へ逆走していくタイプの杖。
フラックス自体の属性と吸収効率
フラックスそのものにも属性があり、属性が一致している術に吸収させることで特に吸収効率が良くなり、次の術を閃くまでの必要量を大きく溜めることができるなどのメリットがある。
別の属性のフラックスや、属性相性の悪いフラックスを吸収させた場合は吸収効率が悪くなるので、可能な限り相性が良いものを吸収させ続けた方が効率は良くなる。
"フラックスの吸収効率表"を参照。
術修得用杖一覧
火行術:栄光の杖(グレートスタッフ系から派生)
水行術:ミスティックワンド(砂龍の杖から派生:鍛冶ランク6)
土行術:砂龍の杖(グレートスタッフ⇒栄光の杖から派生:鍛冶ランク4)
木行術:ジャウスト(ミスティックワンドから派生:鍛冶ランク8)
金行術:銀環の杖(スタッフから派生)
ウルピナ編の場合、メインシナリオで仲間になる術使いエリセドがジャウスト、ローソンがミスティックワンドを初期所持している。
技・術のランクアップ
概要
技を使い続けていたり、術にフラックスを吸収させていくと、その技・術が「ランクアップ」する場合がある。
ランクアップのメリット
ランクが上がるたびにBPのコストが1軽減される
BPコストが下限(★1)となっている状態でランクアップすると、その技・術の威力が上がる、状態異常成功率が上がる
初期状態をランク0とすると、ランクは1⇒2⇒3まで上がる
ランクアップ条件
技→ひとつの技を何度も使用する
術→ランクアップさせたい術でフラックスを吸収しまくる
技のランクアップはその技の使用回数を増やすことが特に重要(総使用回数が重要)となっているが、最終的なランクアップ決定は確率によって行われる。使用回数が多いほど確率が上昇していき、その技を使った時に判定される。
また、ランクアップに必要なその武器のスキルレベルが設定されており、どれだけ使ってもこのスキルレベルを超えてなければ意味が無い。
ランク1 | スキルレベル3以上必須 |
ランク2 | スキルレベル16以上必須 |
ランク3 | スキルレベル29以上必須 |
ただ、条件となるスキルレベルを超えていなくても総使用回数はしっかりカウントされているっぽいので、事前に使い込んでいればスキルレベル条件を超えた時すぐにランクアップすることがある。
術のランクアップはゲージで確認
今作からフラックス吸収画面に、術のランクアップに必要なフラックスがゲージとして表示されるように。
ゲージを満タンまで上げ、かつ上記のスキルレベル条件を満たしていればランクアップとなる。
ゲージが満タンなのにランクアップしない!というのはスキルレベル不足が原因。
ちなみにスキルレベル条件さえ満たしていれば、ゲージは満タンまでいかなくてもランクアップすることがある。ゲージが満タンに近いほど確率が上がっていくような感じ。
ランクアップ時期目安
ランク1:回数さえこなせば序盤から
ランク2:味方のHPが350~400平均が目安で、
スキルレベル16以上かつ普段から頻繁に使用している技があればこのあたりでランクが上がる
ランク3:味方のHPが600~700平均が目安で、
スキルレベル29以上かつゲーム序盤から使い続けている技があればこのあたりでランクが上がる
使用回数の目安
技のランクアップに必要な使用回数は、その技によって異なる。
初期BPコストの低い技ほど必要回数は多く、リザーブ技は総じて必要回数が少ない。
基本技 | 各武器種の基礎となる技は、総使用回数がランク1が70回、ランク2が約4倍の280回、ランク3が約10倍の700回くらい。 |
共通 | 上記の基本技の必要使用回数を目安に、あとは技のBPコストで割った数がだいたいの目安。例えばBPコストが7なら上記の1/10。BPコストが3~4なら半分くらい。 |
この数値に近づくほど確率はどんどん上がっていくイメージで。
備考
序盤に優先的にランクアップさせたいのはコスト2~3の技。これらは頻繁に使用するためランクアップさせやすく、BPコストが1下がるだけで使い勝手が抜群に良くなるので積極的に上げていきたいところ。
フラックスの吸収効率
▼フラックス属性と吸収させた術属性
フラックスそのものの属性と、吸収させた術の属性によってフラックス吸収効率に違いが出る。
「術の閃き」と「術のランクアップ」のどちらにも影響があり、属性相性の悪いフラックスを吸収させた場合は吸収効率が悪くなるので、可能な限り相性が良いものを吸収させ続けた方が効率は良くなる。
属性一致を1.0倍とすると、相性が良い場合は0.9倍、相性が悪い場合は0.5倍、その他の属性は0.7倍
フラックス属性 | 吸収させた術 | |||
一致◎ 1.0 |
相性○ 0.9 |
その他△ 0.7 |
相性× 0.5 |
|
木 | 木 | 火 | - | 土 |
火 | 火 | 土 | - | 金 |
土 | 土 | 金 | - | 水 |
金 | 金 | 水 | - | 木 |
水 | 水 | 木 | - | 火 |
▼フラックス属性とキャラの宿星属性
フラックスの属性と、キャラ自身の宿星属性が一致している場合、その属性の術のランクアップ効率がやや良くなる。
上記のフラックス相性表の影響は受けず、一致している場合のみ効率が良くなり、他属性は一律で同じ。極端に効率が良くなるわけではないようだが、一応違いがあることを知っておくと良い。
例えば水属性の術のランクアップを進めていきたい場合は、宿星属性が水のキャラで、水属性のフラックスを、水属性の術に吸収させるのが最も効率が良い。 |
術使いの代表でもあるタリアを主人公とする場合、ゲーム開始時の選択肢によって宿星属性が変わるので一応気にした方が良い。ちなみにタリアはデフォルトだと水属性なので、優秀と言われている水属性魔法を育成するのには最適。
●戦闘の基本システム |